舞台 信長の野望・大志~金泥の首~感想③
OPが終わって幕をいかした炎演出。
とても短い時間で足利幕府の崩壊、戦国時代の始まりを説明している。
足利は義昭まで続いているけれど、義昭の兄である義輝で終わりという認識が強い。
光秀がどういった立場だったかは判然としないけれど、この時は帰蝶の従兄弟と言う立場で織田に話を持っていかせ、そして将軍を上洛させるという流れがかなり短い時間で簡潔に描かれているのもすごいなーと感心して見てました。
この流れの合間に長政と市の婚儀が挟まる。
ここは市がつんつんしているのも可愛いですが、後の夫となる柴田が落ち着かない様子と、先に側室がいることにすぐさま憤るのも市への想いがこの時からあるのだろうなと感じ取れて、見ていて微笑ましい。
落ち着かれよ!
ってなります。笑
この後に半兵衛が義昭のことを、寧々を観劇者と同じ立場のように見立て、説明してからの織田の流れが好きで、蜂須賀小六と秀吉のやり取りが可愛い。笑
毎回笑う。
浅井はこれに対してかなり不穏な流れだけれど、ちょっとだけ出てくる茶々が可愛い。
数年前の大河になった江のお姉さんで、後の秀吉の側室になられる方ですね。
そして、妹であらば、夫と兄が一緒に上洛するのは願ってもないこと。
当たり前の願い。
八重の方は正史のほうにも名前はあるのだけど、今回は姫を送り返さなくてはならないことと、万福丸の年齢のこと、そして、市が継室で、八重という側室が居たことを上手く使ったなと一番感心しているところです。
八重の方出るんだ??
となっていたのですが、見ていて納得でしたよね。
面白い。
その後にいよいよ徳川軍。笑
思わず、「笑」付けてしまう。
とても可愛い。
家康の名前弄りが凄い楽しくて、和み要員すぎました。
元々、石川と酒井の役者さんが仲いいのもあり、そこに家康の役者さんも加わり3人仲がいい。
この井伊直虎を連れてくるシーンでその後に使う草鞋が飛んだ回がお気に入りです。笑
主に拾わせないで。笑笑
ここから浅井、井伊直虎が加わり、信長が出てきて、明智も加わる。
最初の方で気になったのが、浅井と明智だけわざわざ見えるように草鞋を持ってくること。
色々と見ていたけど、この二人だけ完全に鼻緒の色が白い。
あまり関係ないのかもしれないけど、それより重要なのは推しが草鞋履くのを見られるのは信長の野望だけでしょ。
となったので、円盤に入ってほしいです。
宜しくお願いします。(?)
ここのラストで秀吉の意味深。
「歴史と少々違うようですな」
が来て、いよいよ正史と歯車が合わなくなっていく。
もとい、
信長の野望だー!!
来たよーー!!
って感じでテンションあがるとこですね。
歴史シミュレーション!!
感想④に続くと思います。苦笑